[2013年5月特集インタビュー]

養成コース卒業生インタビュー ~ ヨガ・ピラティス・ボディーワーク系インストラクターに訊く

さまざまな方面で普及・展開しているヨガとピラティス。また、ヨガやピラティスとは違うアプローチのボディーワーク系プログラムも展開されはじめています。人気の養成コース卒業生6名の方に、インストラクターになりたい人、さらなるキャリアアップを目指す人へ、アドバイスとメッセージを伺いました。

種市 沙東梢さん

Pilates Alliance (ピラティスアライアンス)

種市 沙東梢さん (Satoko Taneichi) ピラティスインストラクター
ピークピラティスフル認定、アドバンスマット、フランクリンメソッドレベル1エデュケーター、NESTA取得。ピラティスアライアンス週3日勤務、フィットネスクラブや公共施設などでピラティス、ヨガ、エアロビクスを指導。

「ピラティスってすごい」…皆さんがもっと、快適な身体を得るために

  • Q 1  そのプログラムのインストラクターになりたいと思った理由やきっかけは?

    Pilates Alliance (ピラティスアライアンス)

    システム系の仕事から転職し、大好きなエアロビクス指導を十数年、無我夢中でやっていたら、年に2.3回のぎっくり腰に悩まされるようになっていました。ピラティスに出会い、レッスンを受けた後は腰が軽く、身体が楽になりました。自分だけでなく、沢山の皆さんにこの感覚をシェアして、多くの方が楽で快適な身体を手に入れて欲しいと思ったのがきっかけです。

  • Q 2  養成コースに入って、自分が変わったところは?

     ピークピラティスの養成コースは、わたしにとって、2つ目の流派でした。動きの形は学んだものの、人に対して伝えることの難しさに日々悩んでいた時にピークピラティスの養成コースに参加。講習時間以外に、約3ヵ月間に100時間の自習練習を仲間と共に助け合い練習を積み重ねたことで、苦手だった動き、ロールアップを克服することもできました。指導の仕方も具体的にカリキュラムに含まれているので、学んだことで即現場に生かすことができました。

  • Q 3  これからインストラクターを目指す人へのメッセージ

    私は単純に「ピラティスってすごい」と思いました。それまでの私はマッサージや整体に行き、人の力を借りてようやく手にできた楽で快適な身体を、ピラティスを行うことで、自らの力で楽で快適な身体にできたからです。ピラティスで自らが感じた経験を沢山の人へ伝えてください。つまづきそうになったら仲間に会い、学んだ所に立ち戻りましょう。きっと解決策はあります。そして、一緒にピラティスの良さをもっと深く学び広めていきましょう。皆さんがもっと、快適な身体を得るために。

ヨギー・インスティテュート

ヨギー・インスティテュート

リーさん  ヨガインストラクター
スタイリストとして多くのメディアで活躍。多忙な日々の中、体調を崩し、ヨガと出会う。2012年、著作「幸せとつながる言葉インド・ヨガ賢人の心の教え」(青春出版社)を発表。2005年、養成コースを卒業し、現在はヨギー・インスティテュートでベーシック・トレーニングコースを担当

トレーニングの仲間は一生の宝。インストラクターは旅のガイドのよう

  • Q 1  そのプログラムのインストラクターになりたいと思った理由やきっかけは?

    リーさん

    スタジオ・ヨギーが大好きな生徒でした。大好きな先生達を通じて、ヨーガが奥深いものだと感じ、その魅力をもっと知りたいと思いました。そして、ヨーガでの学びを伝えていけたらと考えました。そんなシンプルな想いに突き動かされて、ヨギー・インスティテュートのTTCを受けました。

  • Q 2  養成コースに入って、自分が変わったところは?

    変わったというか、成長していったのだと思います。ヨーガと先生と仲間との間で、自分に向き合い、身体を学び、そして人生を考えました。もちろん、伝える為のスキルを学び、それを表現することが大変だったことも覚えています。しかし、難しいからこそ取り組む意義を感じて、一生を通じて探求したいと、ヨーガに対しての熱意が確立していきました。

  • Q 3  これからインストラクターを目指す人へのメッセージ

     ヨギー・インスティテュートのTTCは、質の高いトレーニングでした。先生からの学びは、人生に大きな刺激をもたらすと思いますし、トレーニングの仲間は、一生の宝となるでしょう。何千年も前からの叡智を学ぶ幸運に感謝しながら、共にヨーガを探求していきましょう。インストラクターは、旅のガイドのようです。精一杯を尽くして、安全に導くことに努めながらガイドに徹することで、生徒さんからもたくさんの教えをいただいてきました。大変だけど、やり甲斐があり、一生を通じて、いろんな方法で伝えていくことのできる分野ですよ。

古谷 寿美さん

ジェイ・コミュニケーション・アカデミー

古谷 寿美さん (Toshimi Kodani) アルファビクスインストラクター
アルファビクス・インストラクター養成講師、
アルファマタニティ・インストラクター、スタジオTK主宰、メノポーズカウンセラー、
自治体など公共施設にて体操指導・公演活動他

トレンドに流されない、いき(呼吸)の長いイントラを目指しましょう

  • Q 1  そのプログラムのインストラクターになりたいと思った理由やきっかけは?

    ジェイ・コミュニケーション・アカデミー

    ウェルネスを目的とした中高年向けプログラムの養成コースを探していました。社会的背景もあり、指導者として必要なスキルになることと、自分自身の身体にとってもプラスになるだろうと考えていました。その当時、ヨガの経験がありましたが、健康に興味のある中高年層にはカテゴリーにとらわれず目的を優先したレッスンが好まれると思い、アルファビクスを選びました。

  • Q 2  養成コースに入って、自分が変わったところは?

    健康に対する考え方が大きく変わりました。穏やかな心で身体の内側からバランスを整えるというコンセプトに基づいたエクササイズは、私自身の身体も変えてくれました。健康を頭で考えるのではなく、感じることが大切だと気付きました。呼吸の大切さも再認識し、自律神経機能に強い負荷をかけないことが健康状態を向上させるということを学びました。

  • Q 3  これからインストラクターを目指す人へのメッセージ

    アルファビクスは、効率的にバランスを整え、人の身体の根本から健康に導くエクササイズだと思います。シンプルでやさしいエクササイズの奥深さと、そこから生まれる健康力を自分のからだで実感し、たくさんの方々へ伝えて喜びの輪を広げていただきたいです。トレンドに流されない、いき(呼吸)の長いイントラを目指しましょう。

山本 由利子さん

骨ナビ(ホネナビ)アカデミー

山本 由利子さん (Yuriko Yamamoto) 骨ナビインストラクター
フィットネスクラブでトレーニング指導やヨガ、ダンス、コンディショニング系のレッスンを担当する。現在はリヴィタップ東戸塚で高齢者体操、ダンスを指導している。4月から骨ナビ体操を担当。高齢者から多くの反響を得ている。

人々の笑顔や幸せを肌で実感できることがインストラクターの醍醐味

  • Q 1  そのプログラムのインストラクターになりたいと思った理由やきっかけは?

    骨ナビ(ホネナビ)アカデミー

    いままで筋肉にフォーカスをした指導をおこなってきましたが、骨・関節からのアプローチができれば、さらに指導の幅が広がると思いました。また、超高齢社会となった今、高齢者対象の指導をしたいと考え、骨ナビ体操は、無理なく楽しみながらできる、高齢者に適した体操だと知り、社会貢献につながる指導ができるのではと思い、養成コースを希望しました。

  • Q 2  養成コースに入って、自分が変わったところは?

    骨や関節の動きからみた指導ができるようになりました。骨ナビ体操以外のヨガやダンスの指導にも役立っています。また、お客様だけではなく、骨ナビ体操の指導をすることにより、自分の身体にもいろいろと気づくことがあり、レッスンをする度に調子が良くなりました。身体を壊してしまっている指導者が意外と多いとききますが、自分で自分の身体を調整する術を知ったことにより、骨ナビ体操以外のレッスンでも身体を壊さずにいられていると思います。

  • Q 3  これからインストラクターを目指す人へのメッセージ

    インストラクターは多くの方を健康に導くことができます。もちろん身体だけでなく、 心も健康になることで、より人生を楽しむことができます。また、その方の現在だけでなく、未来をも変えることができるかもしれません。人々の笑顔や幸せを肌で実感できることがインストラクターの醍醐味だと思います。ぜひたくさんの方に良い影響を与えられるインストラクターを目指してください。

井上 美保子さん

ファミリーヨガ

井上 美保子さん (Mihoko Inoue) ヨガインストラクター
ファミリーヨガ公認インストラクター
エアロビック指導員  エアロビック技能検定員
スポーツクラブ中心に指導中

ヨガの経験が少ないと悩んでる方も大丈夫

  • Q 1  そのプログラムのインストラクターになりたいと思った理由やきっかけは?

    ファミリーヨガ

    エアロビクスだけを指導していた頃、横座りや足を組むことが習慣化していたので身体に歪みを感じ、自分のレッスンの後にファミリーヨガ出身の先生のヨガを受けたところ、違和感がなくなり気持ち良く過ごすことが出来たので、自分だけでなく他の方にも伝えたいと思い、ファミリーヨガ養成コースに入りました

  • Q 2  養成コースに入って、自分が変わったところは?

    ファミリーヨガは生活ヨガ。息・食・動・想・環境、全てを教えていただいたので身体(アサナ)だけでなく、食事や考え方など、心のクセも見直しバランスがとれた生活を過ごすことが出来ています。

  • Q 3  これからインストラクターを目指す人へのメッセージ

    ヨガは良いと思っていたのですが私の弱点は、身体が硬いことでした。しかし、ファミリーヨガの体験を受けた時に、身体の硬い人の方が良い指導者になれると言われて決めました。身体が硬い、ヨガの経験が少ないと悩んでる方も大丈夫です。経験は、養成コースに一般クラスもついているので、経験しながら学べます。

瀬尾 有里佳さん

Pilates Lab (ピラティスラボ)

瀬尾 有里佳さん (Yurika Seo) ピラティスインストラクター
マガジンハウスより発行、著作:武田淳也・白澤卓二の書籍でモデル出演。また、6月発売予定のタイトル「カラダ取説(仮)」著者:武田淳也でもモデルで出演。2012年、POLESTAR PILATES Comprehensive 修了。

一人ひとりに合った より良い改善方法の提案ができる喜び

  • Q 1  そのプログラムのインストラクターになりたいと思った理由やきっかけは?

    Pilates Lab (ピラティスラボ)

    国際ライセンスのピラティスであることと解剖学の側面の学習もしっかりと行うところ。なぜ今この呼吸を必要とし、このエクササイズの動きが必要かを学べ、最大限の効果を引き出せるピラティスを伝えられるようになると思ったから。また、日本のピラティス第一人者、医師の武田院長が実践・指導していることに最大の魅力を感じたから。

  • Q 2  養成コースに入って、自分が変わったところは?

    フィジカル・メンタルが変わりました。エクササイズを身につけるためのデモストレーションの身体作りの山場で、アトピーにより足の裏の皮がめくれた状態になり、リンパ管炎になり、歩くことさえままならなかったが、諦めずに貪欲に、習得したい一心で学んだ結果、ウィークポイントもプラスになりました。私の場合は、ランナーズニーで、股関節の可動域が少なく、また幼少の頃から身長が高く、猫背気味で、肩可動域、胸椎可動域にも制限がありましたが、そのことにより、クライアントの気持ちに近づけ、どのようなタクタイルやイメージキューがより効果的なのかを習得することができました。

  • Q 3  これからインストラクターを目指す人へのメッセージ

    いろいろな悩みを抱えたクライアントは、私が勤務しているPilates Lab代官山を訪れます。痩せたい方、肩こり・腰痛を改善したい方、骨盤底筋のエクササイズ(主に生理不順・産前・産後・尿失禁・便秘・性交痛)を必要とする方、車いすでの生活の方。また、ゴルフ、ダンスなどのパフォーマンスアップの方も。どんな悩みを抱えている方でも、一人ひとりに合ったより良い改善方法の提案ができる喜びを感じられるお仕事です。その喜びから、また自分も嬉しくなる日々を一緒に感じて行きましょう。

*本ページの内容は、「月刊ジャパンフィットネス」 2013年5月号特集より抜粋してご紹介しています。

このページのトップへ