[2015年5月特集インタビュー]

ヨガ・ピラティス・ボディーワーク系の資格で活躍中の、養成コース卒業生インタビュー「Q&Aとメッセージ」

さまざまな方面で普及・展開しているヨガ・ピラティス・ボディワーク系プログラム。 今では、一般の方からプロのアスリートまで広く知られるようになりました。 今回は、養成コース卒業生で取得した資格を生かして活動している6名の方へインタビュー。5つの質問に回答いただきました。 最新の養成コースやスキルアップセミナー情報とあわせて、ぜひ参考にしてください。

槇 晴美さん

ジェイ・コミュニケーション・アカデミー

槇 晴美さん (Harumi Maki)
アルファビクスインストラクター養成講師。
スポーツクラブ、カルチャースクール、介護施設などでアルファビクスを指導するかたわら、事務局としてアルファビクスインストラクターの育成も行っている。
  • Q 1  (卒業した)養成コースを選んだ理由

    (株)ジェイ・コミュニケーション・アカデミー代表の治面地代表が書かれたアルファビクスの本を読んで、アルファ波と腹式呼吸にたいへん興味を持ちました。実際にアルファビクスの体験をしてみて、今までに感じたことのない心地良さを感じ、自分の健康のためにも学びたいと思い、養成コースを即決しました。

  • Q 2  インストラクターにとって必要なこと

    フィットネスやプログラムの知識だけではなく、健康全般の幅広い知識を常に学んでおくことが必要なことだと思います。また、常に新しい情報をキャッチすることもプロのインストラクターにとって必要不可欠だと思います。

  • Q 3  今後の目標や夢

    アルファビクスは、年齢や運動経験に関係なく、誰でも出来るプログラムですが、常にインストラクターらしく身体を動かせるように、まずは自分の人前での姿勢と話し方を身につけておくと良いと思います。

  • Q 4  養成コース中にこれだけは身につけておきたいこと

    今後の目標は、身体が動く限り、アルファビクスのインストラクターを続けていくことです。すでに、なんと70歳代のアルファビクスのインストラクターが何人かいらっしゃいます。その方達を目標にこれからもより一層頑張りたいと思っています。

  • Q 5  これからインストラクターを目指そうとしている方へのメッセージ

    アルファビクスは高齢化社会のなかで、とても必要とされるプログラムだと思っています。現在、私の生徒さんも私がインストラクターを始めた時から10年以上ずっと続けて下さっています。80歳代の生徒さんもとても元気です。そして、いろいろな方との出会いは私自身の元気の素です。 自分自身も周りの人も健康になるために、インストラクターを目指しましょう。

Junkoさん

BASI PILATES

Junko(加藤 純子)さん (Junko Kato)
2008年にBASI Comprehensive Certification取得。3歳からモダンダンス・クラシックバレエを習いはじめ、日舞、リトミック、スペイン舞踊、パントマイム、Jazz DANCEなどあらゆる舞踊を学び、大学卒業後、6年間テーマパークダンサーとして活躍。ダンサーとしての現役引退後、永研会クリニックにてリハビリに携わる中、人の身体と心に興味を持ちピラティスに魅せられる。BASI創設者であるRael Isacowitz氏をはじめ、多くのFacultyから学び続けている。
  • Q 1  (卒業した)養成コースを選んだ理由

    教育システムの質の高さ、そして基礎から上級コースまで学ぶことが可能であった事、受講中のサポートシステムがとても充実していた事が選んだ理由の一つです。また、BASIの特徴である「Flow Work」との衝撃の出会いです。はじめてBASIのFlow Workレッスンを受けた時の充実感、爽快感を経験し、あっという間に虜となってしまいました(笑)

  • Q 2  インストラクターにとって必要なこと

    いつも心を開いた状態で常に学び続け、継続し続けていくこと。 自分自身のできないことや、わからないことを受け入れ、ピラティスを通して心身が良い状態となっていること。クライアントをいつも思いやり、愛情を持って接していくことです。そして、身体細部の動きに興味を持ち続け、エクササイズの深さを探求し続けていくことだと思います。

  • Q 3  今後の目標や夢

    ピラティスは学ぶものだということへの理解です。 コースの前になるべく早い段階でクラスを受講し、自分の身体で体感することをお勧めします。そうすることによりコース中での学びがより深まります。そして、自分自身で日々ピラティスとしっかりと向き合うことだと思います。

  • Q 4  養成コース中にこれだけは身につけておきたいこと

    より多くの方へこのピラティスメソッドを広めていきたいと考えています。具体的には子供たちへ、また子供たちを指導する先生方へ。自分の身体の仕組みを知り、身体としっかりと関わり、自分を好きになっていく。本当の意味での「心身の健康」をピラティスを通してちゃんと伝えていけるように、これからも学び続けていきたいと考えています。

  • Q 5  これからインストラクターを目指そうとしている方へのメッセージ

    この素晴らしいピラティスメソッドは、必ずインストラクターを目指す皆さんへ素晴らしい恩恵を与えてくれます。常に心を開いた状態で学び続けることで、多くの方に本当の健康へと(心身ともに)一緒に向かっていけるはずです。年齢や経験ではなく学んでみたいという気持ちがあればせひ迷わずチャレンジしてみてください。

常盤 潤さん

Pilates Alliance

常盤 潤さん (Jun Tokiwa)
横浜リゾート&スポーツ専門学校卒業後、フリーパーソナルトレーナーとして活動。筋トレをしていく中で身体に不調を感じ、何か新しい手法を得るためにボディワークを学び始める。ピラティスを学べる機会があったため19歳の時に始める。語学を学ぶためにカナダへ留学後、ピラティスの養成コースに参加。資格取得後、ピラティスインストラクターとして活動し、現在はPilates Alliance恵比寿店でプライベートレッスンを担当。
  • Q 1  (卒業した)養成コースを選んだ理由

    専門学生時代にお世話になった講師の方が今の団体の養成コース担当の先生でした。専門学校卒業後、パーソナルトレーナーとして活動している時にトレーニングに行き詰まった時がありました。その際にその先生にピラティスをする機会をいただきました。英語を学ぶためカナダへ留学し、帰国後直ぐに養成コースに入りました。

  • Q 2  インストラクターにとって必要なこと

    常に向上心を持つこと。そして、その向上心のベクトルが「お客様」に向いていることだと思います。良いレッスンをしてアピールする、人から認められたいなど、「自分」に向いているレッスンはお客様に伝わりにくいと実感しています。

  • Q 3  今後の目標や夢

    私は養成コースに入った時は身体も硬く、指導の練習でも言葉がでてこなかったりと、自分が思ったような指導ができず、人よりも劣っていると強く感じました、ただ、練習を欠かさない事により出来ない種目が出来るようになり、言葉もスラスラ出るようになりました。まさに「継続は力なり、努力に勝る天才なし」です。

  • Q 4  養成コース中にこれだけは身につけておきたいこと

    「ピラティス=女性の運動」というイメージが根強くあります。まだまだ男性には後進的な運動になっているので、より多くの男性にも受けていただけるように自分から発信し続け、ピラティスのコンセプトが機能の基盤にあるので、それらをトレーニングに活かしたり、スポーツ機能の向上へ取入れていきたいと思います。

  • Q 5  これからインストラクターを目指そうとしている方へのメッセージ

    現在、別のプロブラム指導者として活動している方で指導で悩んでいる方には是非ピラティスの良さやコンセプトを知ることで、今の指導をより良くするきっかけになると思いますし、理解すればするほど活きてくると思います。私自身もそうでした。インストラクターに転身される方にはピラティスという素晴らしい運動を一緒に広めて行く、良き仲間になれればと思います。その場所がピークピラティスであれば幸いです。

坂本淳子さん

Pilates Lab

坂本 淳子さん (Junko Sakamoto)
作業療法士、Pfilatesインストラクター、Polestar Pilates認定コンプリヘンシブインストラクター(リハビリ)。「身体と心」への興味から、現在は作業療法士としてリハビリを担当。趣味のジャズダンスを踊っていた中で、身体の色々な使い方、感覚を学ぶことができ、肩や腰など身体に問題を抱えている方を中心に幅広い年齢層の方と一緒にピラティスをしている。クライアントの身体が、日々変わっていくのをみることをエネルギーに、働き学び続けている。
  • Q 1  (卒業した)養成コースを選んだ理由

    Polestar Pilatesの創始者は米国の理学療法学博士です。解剖学的な観点から考えた安全なうごき、様々な感覚を用いての促しなど興味深く、身体的なことにとどまらず、心を含めた心身への働きかけを学ぶことができます。また、医療の現場で実際使われているピラティスでもあります。エクササイズの対象者は、子どもから高齢者まで、リハビリ対象者からアスリートまで幅広く対応できます。
    またコースのエデュケーター(講師の先生)は各国で活躍されている多彩なインストラクター(ドクター、理学療法学博士、ダンサー等)で充実しています。このような、ポールスターピラティスの多くの特色に大変興味をもち選びました。

  • Q 2  インストラクターにとって必要なこと

    クライアント(お客様)への配慮だけでなく、自分自身の心身をメンテナンスすることが大切であると思います。

  • Q 3  今後の目標や夢

    Polestar Pilatesではエクイップメント(器具)を使用したエクササイズが沢山あります。まず、それらを安全に取り扱うことが大切です。 クライアントの様々な症状や要望に対し、どのようなエクササイズがより安全で効果的であるかを知る必要があります。もちろんエクササイズをマスターすることも大切です。

  • Q 4  養成コース中にこれだけは身につけておきたいこと

    インストラクターになった今も気づきの毎日です。レッスンを終える毎に様々なことに気づかされ、次はこうしてみよう等自分なりの課題がでてきます。ポールスターピラティスのセミナーは1年を通していくつかあります。講師の方々に学び、さらに技術を磨き、クライアントの笑顔を増やす事ができれば最高ですね。

  • Q 5  これからインストラクターを目指そうとしている方へのメッセージ

    Polestar Pilatesのコースでは、医療分野、スタジオ分野、その他一般の方等、様々なバックグラウンドをもった受講生が集まり、沢山の出会いがあります。皆でディスカッションを行う時間もあるのですが、バックグランドが違う分色々な意見を聞くことができ、よい刺激となります。コース終了後も、スタジオへ行けば的確なアドバイスをもらうことができます。 また、試験対策のセミナー等も充実しています。クライアントから必要とされるインストラクターを一緒に目指しましょう。

宮澤裕子さん

ファミリーヨガ

宮澤 裕子さん (Yuko Miyazawa)
2005年ファミリーヨガインストラクター養成履修、2007年操体特別コース履修。
現在は都内において、スポーツクラブ、サークル、プライベートレッスンなど行う。
また舞台などで、女優の仕事も行う。
  • Q 1  (卒業した)養成コースを選んだ理由

    ファミリーヨガのヨガはポーズばかりではなく、色々な要素で役立ち、レッスンの幅が広がり、より多くの方に伝えられると確信しました。 そしてなによりも、20代に少し学んだヨガとまるで違って、総合的に生活に役立つヨガではないかと感じ、養成コースに入りました。

  • Q 2  インストラクターにとって必要なこと

    質問する力・聴く力(相手の立場になれる、相手が何を求めているか解る)・観察力(相手が今どんな環境、状態にあるか解る)・判断力(相手にあったアドバイスができる)・勉強を続ける力(人の身体や環境は変化し続けている。適切なアドバイスができるように自分のスキルをあげる)。

  • Q 3  今後の目標や夢

    養成中はポーズを上手にできるように、意識が向いてしまいがちですが、ヨガではバランス→呼吸(息)・食事・身体を動かす・物の考え方(想)、つまり①息②食③想④動⑤環境の総合的なバランスを取ることによって、本来の生活が送れることを認識して、いつでも実践できることを身につけることです。

  • Q 4  養成コース中にこれだけは身につけておきたいこと

    現在実践していることを、歳だからできないと諦めたり、消極的になったりしないことが目標。つまりアキラメナイ!それには、頭と足を鍛えること。身体を健康に保つには「無理なく、ヨガを楽しく」を、もっと多くの方に伝え、女優としての仕事を通して多くの方と元気を共有し続けることが夢です。

  • Q 5  これからインストラクターを目指そうとしている方へのメッセージ

    一番大切なのは、心を磨くことではないでしょうか? インストラクターとしてではなく、人間として一生切磋琢磨しなければならないことです。私もその為に、自分がやっていることを通して、心磨きをしていきたいです。インストラクターを目指している皆様、人の為になれる、インストラクターを共に目指しましょう。

武藤春江

ホネナビアカデミー

武藤 春江さん (Harue Muto)
骨ナビインストラクター(2013年夏期ベーシック修了)・ヨガインストラクター。
山梨県富士吉田市の富士山の麓でヨガインストラクターとして活動する傍ら、骨ナビインストラクターとして市内の骨ナビ体操教室をレギュラークラス週3本、ご高齢者が集まるサロンで月2本、指導している。
  • Q 1  (卒業した)養成コースを選んだ理由

    骨と関節の重要性に気づき、これからの高齢者指導には欠かせないと思っていたところにジャパンフィットネスさんの広告を見て、これだ! と思って申し込みましたが、自分自身、怪我せずに指導者寿命を延ばすためにも必要性を感じていました。単なる知識でなく、身体の正しい使い方を体感しながら習得できることが最大の魅力でした。

  • Q 2  インストラクターにとって必要なこと

    「笑顔」です!! お客様の心と身体をハッピーにするお手伝いをするのがインストラクターの役目、提供する側であるインストラクターが笑顔でレッスンを楽しむ事が大切だと思っています。 また、常に笑顔でいるためには、インストラクター自身の身体が元気で動ける身体を維持していることです。故障で悩むインストラクターさんが多いですが、故障しない身体でいることが、もっとも大切ではないでしょうか。

  • Q 3  今後の目標や夢

    目から鱗の連続で驚かれると思いますが、簡単な体操で身体が「気持ちいい~」と喜ぶ感覚を身につけていただきたいと思います。頭で理解するのではなく、身体で感じる、そして、自分に起こった身体の変化にしっかり耳を傾けることですね。自分の身体で感じる習慣を身につけることができるだけでも、大きな成果です。

  • Q 4  養成コース中にこれだけは身につけておきたいこと

    現在、骨ナビ体操教室をレギュラークラス週3本、ご高齢者が集まるサロンで月2本、担当させていただいております。今年の5月からは女性限定のクラスも開設予定ですが、「骨ナビ」というメソッドをご存知ない方がまだまだ沢山いらっしゃるので、一人でも多くの方に知ってほしいです。そしていつか「ラジオ体操」のように「骨ナビ体操」が周知されるようになると良いです。

  • Q 5  これからインストラクターを目指そうとしている方へのメッセージ

    インストラクターは身体を使う仕事だから怪我して当然、故障して当たり前と思われている方も多いと思います。でも自分の身体の使い方の癖を知ることで、防げる怪我も多いです。また、身体の使い方を知ることでお客様にフィードバック出来ることも沢山あります。身体が資本のお仕事だからこそ、正しい使い方を学び、一生の財産にして欲しいと思います。

*本ページの内容は、「月刊ジャパンフィットネス」 2015年5月号特集より抜粋してご紹介しています。

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