[2015年11月特集インタビュー]

ヨガ・ピラティス・ボディーワーク系 養成コース担当講師たちに訊く 「Q&Aとメッセージ」

全国のフィットネスクラブで「主力プログラム」として定着し、全国に専門スタジオが数多く展開され、幅広い年齢層の一般の方からプロのアスリートの方まで広く認知されている “ヨガ” “ピラティス” “ボディワーク系” プログラム。
養成コース責任者 or 養成コース担当講師として活躍されている6名の方に、3つのQ&Aを軸にお話を伺いました。
最新の養成コースやスキルアップセミナー情報とあわせて、ぜひご参考に!

さん

Pilates Lab

岩根 直矢さん (Naoya Iwane)
理学療法士、3学会合同呼吸療法認定士、ポールスターピラティス リハビリコンプリヘンシブインストラクター、コアアライン認定・ボディサスペンショントレーニング認定・Pfilates認定インストラクター。 10年間、回復期リハビリテーション病院及び同病院の訪問リハビリや老健での通所リハビリ、入所リハビリにて業務を経験。現在は、スポーツ・栄養クリニック代官山にて勤務。診療時間外はピラティスラボ代官山にてピラティスのグループ・プライベートセッションをしている。
  • Q.1  養成コースで学べること

    原理原則では2日間をかけて、解剖学、運動学、生体力学の内容を詳しく必要十分に学べます。毎回モジュールの最後には、リハビリとスタジオコースに分かれ、身体能力や疾患の評価、プログラミングをグループディスカッション形式で学びます。講師は国内外のエデュケーターに加え、経験豊富な複数のメンター達によるコースサポートがあります。
    147個の基本的なエクササイズとそのバリエーションを7モジュール(1モジュール2日間)で学び、各モジュール間でもメンター達のサポートを受けながらより深く習熟していきます。

  • Q.2  卒業生の活動状況

    コンプリヘンシブコースの卒業生の約半分は、理学療法士を中心とする医師、看護師を含む医療職です。言い換えると残り半分のインストラクター、トレーナー達は医療職と約一年間一緒にしっかりと、医療・介護現場でも使える質の高いピラティスを学べるということであり、その後の大きな強みとなります。
    事実、スタジオをオープンしたり、スタジオやフィットネスに勤める方だけではなく、需要の急増している医療・介護現場で活用されている方も増えています。養成コースのホストセンターであるピラティスラボ代官山も医療法人明和会スポーツ・栄養クリニックを併設しており、私自身ピラティスのエクイップメントを使用しリハビリを行っています。

  • Q.3  これからインストラクターをめざそうとしている方にメッセージ

    医療現場だけでなくピラティススタジオにおいても「いつまでも健康で長生きしたい!」「膝や腰が痛いので改善したい!」「正しい姿勢や身体の使い方を学びたい!」こんな声が多く聞かれます。ポストリハビリテーション(リハビリ終了後)の方や元気な中高年の方々も介護予防に対しての意識が強くなっています。
    ポールスターピラティスはピラティスの原点であるリハビリテーションに重点を置いています。疾患の理解、エクササイズの禁忌を学び、様々なニーズに対応出来るインストラクターになって社会に貢献していきましょう。

さん

日本ピラティス指導者協会

坂元 大海さん (Omi Sakamoto)
アークメディカルジャパン(株)代表取締役、理学療法士、鍼灸師、柔道整復師、日本体育協会アスレティックトレーナー、日本ピラティス指導者協会代表理事。 10年間、整形外科に勤務後、アメリカに渡りピラティスマスター資格を取得。「体幹トレーニング」を専門とし、プロ野球選手やサッカー日本代表選手など数多くのトップアスリートのコンディショニングを行っている。また、日本ピラティス指導者協会(JAPICA)代表理事としてピラティス指導者の育成にも精力的に活動し、全国での講演活動実績も豊富である。
  • Q.1  養成コースで学べること

    ベーシックコース3日間、アドバンスコース6日間の計9日かけて Pilatesの原理原則、歴史、機能解剖学、姿勢・動作分析、そして100種類以上のエクササイズの実践や指導方法を学ぶことができます。 JAPICA(日本ピラティス指導者協会)が特に力を入れているのが機能解剖学やコミュニケーションスキル、そして指導者としての心構えを学ぶことです。知識、技術はもちろんのこと、本物の指導者を育成する理念の元、専門的に学べる環境が整っています。

  • Q.2  卒業生の活動状況

    理学療法士などの医療従事者が多いのが特徴で、リハビリテーションに効果的に取り入れています。他にも、トップアスリートのトレーナーがトレーニングに取り入れたり、高齢者や一般の方々への介護予防や健康増進にも用いられています。もちろん、資格を取得後に開業し、自身でスタジオの運営をされていらっしゃる方も多くいらっしゃいます。

  • Q.3  これからインストラクターをめざそうとしている方にメッセージ

    JAPICAは2012年の設立から3年で述べ約380名のコース終了者を輩出している実績があります。資格を取得するだけでなく、取得後も継続して学び続け、成長するためのサポート体制が整っています。
    数多くのピラティス指導者養成団体が存在しますが、何をどこで学ぶかも確かに大切ですが、誰から学ぶかということこそピラティスメソッドを学ぶ上で重要な要素となってきます。初心者の方でも基礎から段階的に安心して学べるカリキュラムとなっています。

さん

骨ナビ

長谷川 智さん (Satoshi Hasegawa)
骨ナビシニアディレクター、一橋大学・桐朋学園大学講師、ヨガ・ボディワーク、山岳修行指導者。NHK-BSの番組「熱中人」で山岳修行が特集される古武術の達人。50歳過ぎて、20代より俊敏な達人的な動きができる。TV・ラジオ出演多数。関連書籍3冊。
  • Q.1  養成コースで学べること

    まず、骨と関節の賢い使い方、効率のよい使い方を自ら体験・体感し、骨ナビのコンセプトを学びます。私たちは、頭で学べば習得できると考えがちですが、指導者は、自らの身体感覚で、“気づき・理解し・伝える”という身体で理解するプロセスを学ぶことが最も重要です。
    一般の方も受講できる“骨ナビベーシック1”では、骨と関節の機能を常に正常化しておくための骨ナビ関節体操、骨と関節を使ってより深くより効率的に酸素を取り入れることができる骨ナビブレス体操を、解剖学的見地を踏まえて学んでいきます。受講生の人生の財産にします。

  • Q.2  卒業生の活動状況

    昨年あたりから、公共団体を含め、生涯元気で長生きするためには、骨・関節機能の正常化が最も大切と認識され始め、修了生による“骨ナビ体操クラス”が全国各地でスタート。100名以上参加の高齢者クラス、市の健康イベント等、骨ナビ体操指導者の活躍の場が広がっています。ヨガインストラクターは、ヨガのクラスに導入したり、パーソナルトレーナーは骨ナビを取り入れて、安全で効率の良い身体づくりを指導しています。10年後は、すべての人が骨ナビを実践していることと思います。

  • Q.3  これからインストラクターをめざそうとしている方にメッセージ

    経験豊富なインストラクターでも、自身の怪我や故障に悩む人が少なくありません。これは、強さや速さ、持久力等のみを追い求めた結果、怪我しない・疲れない・効率の良い賢い身体の使い方を学ぶ重要性に気づかなかったからです。効率のよい使い方とは、達人やスーパーアスリートの技術で、一般人が習得するには、身体を極限状態に追い込んだ鍛錬が求められますが、骨ナビは、一般の指導者が簡単に使えるように開発した奇跡のメソッドです。
    自身と生徒の身体を守るためにも、全指導者に学んでいただきたいです。

さん

ファミリーヨガ

石井 久恵さん (Hisae Ishii)
ファミリーヨガ統括指導員・生活総合ヨガ認定インストラクター。夫のファミリーヨガ主宰石井三郎と沖ヨガ道場へ入門。沖正弘導師に出会い、ヨガ歴40年。ファミリーヨガ指導歴35年。自身の経験を活かしたヨガにおける妊活及びマタニティが得意、毎年セミナーを開催。著書「自分で治すヨガの教え」には女性として、妻として、母として、どう生きるかを記す。浪越指圧学校卒業、指圧師免許を取得し、ヨガ指導に活かす。
  • Q.1  養成コースで学べること

    当インストラクター養成コースの ◎メリット1. 「ほぐし動作」で心と身体が楽になる ◎メリット2. ケガをしない・させない指導法を身につける ◎メリット3. 指導に必要な「コミュニケーションの取り方」「心のヨガ」「自分で治す方法」「冥想法」が学べる ◎メリット4. 月に4回の健康ヨガレッスンが受講できる ◎メリット5. 「生活総合ヨガインストラクター(*)」の受験資格が修了と同時に得られ、時間をかけて学ぶ分だけ理解が深まる
    この本を見てご予約下さった方は、11月末まで養成コース体験料(2,200円)が無料。ご予約時にお知らせください。
    (*)厚生労働省認可.職業技能振興会 生活総合ヨガインストラクター認定試験 fos.or.jp

  • Q.2  卒業生の活動状況

    ◎スポーツクラブ・インストラクター派遣事業・自宅や公民館などでサークル・独立開業(ヨガスタジオ・整体院・マッサージ等) ◎子育て中のママたちは、同世代のママ達を中心に公民館等で指導 ◎シニアの方たちも、同世代の方々に公民館や自宅で指導

  • Q.3  これからインストラクターをめざそうとしている方にメッセージ

    これからは高齢化、シニアの受講生がますます多くなります。「身体が硬い」「体調がすぐれない」「すぐに落ち込む」「ポーズがまったく出来ない」等、病気や体調不良による対処の仕方、症状に合わせたアドバイス、ポーズをとりやすくし不調改善につながるほぐしを含めたレッスン運営のやり方が学べます。
    本来のヨガとは、何か。皆さんに喜ばれ、自分も喜ぶ指導が学べます。インストラクターになった後で困った時には、いつでもアドバイスさせていただきます。

さん

BASI PILATES

Michiyoさん
BASI Certified Comprehensive Instructor Faculty。 大学で教育学、体育学を学ぶ。大学時代より神沢舞踊研究所に所属し、モダンダンサーとして国内・外の舞台に立つ。結婚、出産後、フィットネスクラブに15年間勤務。サブマネージャーを務めるなかで、心と身体を同時にコントロールするピラティスメソッドに出会い、ピラティスの身体的な効果だけでなく自己の内面に向き合う方法という点に惹かれ BASI Comprehensive Instructorの資格取得。
  • Q.1  養成コースで学べること

    BASI養成コースでは、常に芸術に、科学に、そして何よりもピラティスメソッドの考案者であるジョセフとクララピラティス夫妻に最大の敬意と信頼を持ち、1989年の発端から、BASIは教育システムとしてピラティスメソッドの価値の伝道と、専門的知識の提供に専念しています。
    私達はピラティスの恩恵を永続させ、保護できる質の高い指導者の育成に努めると同時に、生徒一人ひとりの持つ可能性を引き出し、心身ともに健全な人生の歩みを促進します。厳正で、要求性高くも、最終的には極めてやりがいを感じられる教育システムです。指導、実践に必要な情報を私達がご提供いたします。

  • Q.2  卒業生の活動状況

    BASIピラティスインストラクタ―養成コースを運営する(株)ぜんは、BASIピラティスを一般の方に教える「BASIピラティス」を東京、横浜に17店舗。様々な流派のピラティスを教えている「ピラティススタイル」を東京、神奈川、大阪、京都、兵庫に33店舗を運営(2015年7月現在)しております。
    正社員インストラクタ―として働きたい方は「BASIピラティス」へ フリーランスインストラクタ―として働きたい方は「ピラティススタイル」へ就職支援も行っております。その他、ご自身のスタジオを持って指導する方や、フィットネスクラブ、ダンススタジオなどで指導している方も多くいらっしゃいます。

  • Q.3  これからインストラクターをめざそうとしている方にメッセージ

    ピラティスは、まだまだ体幹トレーニングのイメージを持っている方も多くいますが、元々は「コントロロジー」と呼ばれていて心と身体をコントロールする学問です。エクササイズと呼吸を通して、心も身体も緩める事もできますし、強化することもできます。ピラティスの本質をしっかり伝えられるインストラクタ―になれば、どこにでもある運動効果や、体幹トレーニングではなく、心と身体を快適な状態にもっていくというところまでクライアントさんに効果を出すことが出来ます。
    また、ピラティスには、マットクラスとマシンのクラスとありますが、元々「マシン」を使った指導からはじまっているピラティスです。マットだけで指導することは、大変な事です。誰にでも安全で無衝撃で行える「ピラティス」せっかくインストラクタ―をめざすのであれば、「マシンコース」まで進み、ピラティスの本質を伝えられるインストラクタ―になっていただきたいと思います。

さん

日本コアフィットネス協会

高橋 なぎさん (Nagi Takahashi)
Pilates Academy for Body Arts ファカルティ、Pilates Method Alliance認定ピラティスティーチャー、DK Body Pilates、BASI Pilates Comprehensive Instructor、Balanced body MOTRR ファカルティ、米国ピラティス動画配信サイト【Pilates Anytime】アジア人初Pilates Anytime Visiting Instructor、Kathy Corey Pilates CORE Band マスターティーチャー、東京・恵比寿PilatesStudio Rebirthディレクター。2014年シルク・ド・ソレイユ“OVO” ピラティストレーナー、Pilates in Asia 2015 in ソウル 日本代表プレゼンター。
  • Q.1  養成コースで学べること

    Pilates Academy for Body Artsのコースは、指導者を目指している方以外に「ピラティスを深めて生活の質を向上させたい」という一般の方々も多数ご参加いただいております。カリキュラムは、ご参加いただいた方のレベルに合わせて柔軟に対応し、基礎から専門分野まで様々なバックグラウンドを持つ講師陣が優しくサポートさせていただきます。
    PABAピラティスは、ピラティス上達のためにピラティスの勉強をするのではなく、ピラティスをどのように生活に活かせるのかというところまでお伝えし、全員が楽しみながら気持ちよく卒業できるコースが魅力です。

  • Q.2  卒業生の活動状況

    コース修了後は、青山にあるJCFAトレーニングセンター(コアフイットネスワークアウト青山)にてインターンとして働ける他、海外施設への訪問やアメリカでの研修ツアーに参加する際もアカデミーがサポートさせていただいております。また、アカデミーではピラティスマシンの購入サポートも行っているため、卒業後にスタジオをオープンされる方やご自宅に購入して友人やご家族にプライベート指導を行っている方もいます。

  • Q.3  これからインストラクターをめざそうとしている方にメッセージ

    「ピラティスってなんですか?」とよく聞かれますが、私は「身体を正しく使う方法です」とお伝えしています。スポーツをしている人であれば、より効率良く身体が動くようになり、怪我も少なくなる。普通に生活しているだけでも、今よりも楽に日常を過ごすことができるようになります。
    ピラティスはあらゆる運動の基礎であり、また、どんな運動とも組み合わせることができるエクササイズです。一度ピラティスの原理原則を覚えてしまえばそれは一生ものです。姿勢の良さはその人の生活の質の向上にもつながり、周りの人をも幸せにできると思っています。正しい姿勢と身体の使い方を覚えて、日本中を元気にしていきましょう!

*本ページの内容は、「月刊ジャパンフィットネス」 2015年11月号特集より抜粋してご紹介しています。

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